米自動車関税、4月2日発表見送りと米メディア 相互関税予定通り

 トランプ米政権は、自動車など特定の産業を対象とした関税について、4月2日の発表を見送る方向だとブルームバーグ・ニュースとウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が政府高官の話として伝えた。写真はトランプ米大統領。フィラデルフィアの空港で22日撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)

[24日 ロイター] – トランプ米政権は、自動車など特定の産業を対象とした関税について、4月2日の発表を見送る方向だとブルームバーグ・ニュースとウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が政府高官の話として伝えた。一方、相互関税は予定通り4月2日に適用する可能性が高いとしている。

トランプ大統領は先月、米国に輸入される自動車に25%程度、半導体と医薬品に対しても同程度の関税を課す考えを表明。「おそらく4月2日に明らかにする」と語っていた。 もっと見る

WSJは23日、政府高官の話として、特定の産業を対象とした関税は4月2日には発表されない見通しだと報道。同高官は、相互関税については依然として4月2日に発表する計画だが、流動的としている。

ブルームバーグ・ニュースも22日、特定産業を対象とした関税は4月2日の発表から除外されると報じた。

米ホワイトハウス当局者は先週、トランプ大統領が依然として4月2日に相互関税を発動する方針だと述べた。ベッセント財務長官は先に、発動が延期される可能性を示唆していた。 もっと見る

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