岡山・愛媛で相次ぎ山火事発生 住宅街に火の手…2700人超に避難指示 鎮火のめど立たず【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年3月24日)

 23日、岡山市と愛媛県今治市で相次いで山火事が発生しました。夜通しで消火活動が行われましたが、鎮火のめどは立っていません。岡山県と愛媛県が自衛隊にヘリコプター派遣の協力を要請しています。

■岡山市で山火事発生 避難者「不安」

 木々が激しく燃え、煙とともに高く立ち上る火柱。すぐ近くには、住宅や送電線もあります。

 23日午後3時すぎ、岡山市で山火事の通報がありました。

 岡山市はこの日、最大瞬間風速14.7メートルが観測されました。炎が強風にあおられ激しく火の粉が舞い、山の頂上に向け次々と燃え移っていきます。

 山火事は広い範囲に延焼し、白く濃い煙が山を覆っています。

撮影者
「めっちゃ火に近付いているよ今。赤いの火のせい?すす、すごい!」

 煙は住宅地にも流れてきて、走行中の車から見ると目の前の視界がかなり悪くなっています。

 延焼を防ぐため、空からはヘリコプターによる消火活動が続けられています。

 岡山市などによると、消防車20台以上、消防隊員70人以上が出動し消火活動にあたっていますが、鎮火のめどは立っていません。

 この山火事によるけが人は確認されていませんが、岡山市は23日夜、403世帯893人に避難指示を出しました。

避難した住民
「山火事だということで、それで家から避難しろということで、ちょうど山際なんでね家が。大変です。今見たら近くまで来ていますからね、炎が。帰れないような状態だったら、歳ですから。もう85にもなった、歳だからちょっと不安ですね」

避難した住民
「近くまで来てるからね、火の手が。火の手がですよ。私が午後4時ごろ見た時にはずっと向こうの山だったんですよ。何のことはない、もう近くまで来ているんですよ、火が」

■1時間で山頂からふもとまで迫る炎

 住民が恐怖を感じたという山火事の延焼速度。

 午後6時半ごろに撮影された映像では、火の手は山頂付近にありましたが、その1時間後には…山の中腹まで進み、ふもとの町にまで迫っています。

 ふもとには化学工場もあり、2次災害が起こる恐れもあります。

避難所になった公民館職員
「火がこっちへ近付いてほしくないということですね。みんなが本当に安心して帰れるような、消火活動ができたらいいなと願っているところです」

 山火事はこれまでにおよそ250ヘクタールを焼き、住宅など6棟に延焼しているということです。

■愛媛でも山火事…目の前まで迫る炎

 さらに23日、愛媛県今治市でも山火事が発生、現在も延焼中で消火活動が続いています。

 消防などによると、山火事があったのは今治市長沢の山林で、午後4時前に「山に火が燃え広がりそうです」と119番通報がありました。これまでにおよそ25ヘクタールが焼け、長沢地区の219世帯381人と隣接する西条市楠河地区の792世帯1506人に避難指示が出ています。

 避難する途中、目の前まで迫る火の手を撮影した男性は次のように話します。

避難中に動画を撮影した男性
「風が吹くと同時にバーッて炎が強くなって、命の危機を感じた。『これやばいやばい』って言いながら撤退しました」

 23日、最小湿度が22%だった今治市。火は瞬く間に勢いを増したといいます。

避難中に動画を撮影した男性
「消防の方も到着したけど手に負えない状態で、(炎が)赤々と広がっている状態」

 岡山県と愛媛県は消火活動のため、自衛隊にヘリコプター派遣の協力を要請しています。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年3月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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