夜行バスが防風林に突っ込む 1人死亡21人けが 出発から1時間…運転手に何が 三重 【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年3月23日)
22日夜に三重県の国道で夜行バスが林に突っ込み、運転手が死亡、乗客21人がけがをしました。事故が起きたのは出発から1時間後のことでした。
■「鼻が折れている」乗客も
クモの巣状に無数のヒビが入ったフロントガラス。前方が大きくつぶれた様子は衝撃の強さを物語ります。
近隣住民
「大型バスが防風林に突っ込んでいる」
事故が起きたのは22日夜8時半ごろ。三重県御浜町を通る道幅の広い国道です。車体は対向車線を超えて林に突っ込んでいます。
乗り降りする乗車口は木に当たりふさがれ、窓ガラスは衝撃で飛ばされてしまったのでしょうか。事故直後の現場を見た人はこのように話します。
事故現場を見た人
「本当にひどいなと思いました。バスの全面も木に突っ込んでぐしゃってなっていましたし、けが人も多そうだなというイメージでした」
乗っていたのは乗員・乗客合わせて23人。運転手の橋爪悟司さん(57)が意識のない状態で搬送され、その後、病院で死亡が確認されました。そのほか乗客21人が病院へ搬送されましたが、いずれも命に別状はないということです。
母親がバスに乗っていた人
「(顔を)座席に打ったので顔がはれているのと鼻が折れていると聞いた。意識はしっかりしている。無事でよかった」
バスにはもう1人乗務員が乗っていましたが、けがをしているかどうかは不明です。
事故を起こしたのは西武観光バスが運行する夜行バスです。時刻表によると、午後7時半過ぎに和歌山県那智勝浦町を出発し、翌日午前7時20分にさいたま市大宮に到着する予定でした。事故が起きたのは出発からおよそ1時間後のことでした。
■見通しの良い道路 対向車線側の防風林に
現場付近は夜でも交通量が多く、目撃者によると、運転をする人にとっては走りやすい道路だといいます。
事故現場を見た人
「一直線で見通しも良いので、そんなに大きな事故が起きるというのも見たことないですし、多分想定もしないと思います」
一直線で見通しの良い道路のため、事故を見たときは疑問が浮かんだと話します。
事故現場を見た人
「本当に見た時は『なんで?』という感じで。対向車線側の防風林に突っ込んでいたので、ちょっと何があったのかなという感じです」
西武観光バスはホームページに謝罪文を掲載しました。
西武観光バス
「二度とこのような事故を発生させることのないよう、今後の調査結果を踏まえたより一層の安全対策を徹底し、再発防止に向けて全力で取り組んでまいります」
(「グッド!モーニング」2025年3月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
3 Comments
僕は何があったのか大体想像できます。
一人だけ病院に搬送されなかった強靭ニキorネキが気になる
人がいない中インバウンドで少ないリソースを使いつぶす状態ってのが無理があるんよね・・・・・・