2月の米中古住宅販売件数は予想外に増加した。住宅供給の増加や天候の回復が追い風となった。
キーポイント中古住宅販売件数(季節調整済み、年率換算)は前月比4.2%増の426万戸ブルームバーグ調査のエコノミスト予想全てを上回る予想中央値は395万戸前月は409万戸(速報値408万戸)に修正全米不動産業者協会(NAR)が発表
販売は地域別で見ると、西部と南部で特に増えた。両地域は年初にそれぞれロサンゼルスでの大規模な山火事および深刻な寒波に見舞われた。NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は先月、天候の影響を受けた分は2月分に繰り越されるとの見方を示していた。

中古住宅の販売在庫は前年同月比17%急増して124万戸と、2月としては2020年以来の高水準となった。それでも販売価格(中央値)は前年同月比で3.8%上昇して39万8400ドル(約5900万円)と、同月として過去最高を記録。前年比での価格上昇は23年半ばから続いている。
「住宅の買い手が徐々に市場に参入してきている」とユン氏は発表文で指摘。「住宅ローン金利はそれほど変化していないが、在庫と選択肢の増加で繰り延べ需要が解き放たれている」と説明した。
住宅市場は一定の勢いを伴って2025年を迎えた。住宅の買い手と売り手がともに高止まりするローン金利を受け入れて在庫を放出し、それにより価格がやや下落したことが背景にある。ただし、住宅価格は依然として高く、多くの米国人にとって手が届かない状況が続いている。
全米抵当貸付銀行協会(MBA)によると、30年物固定住宅ローンの契約金利は1月半ばから3月初旬にかけて着実に低下し、住宅購入の需要拡大に寄与した。しかし、最近の金利低下は2月の販売には影響しなかった可能性が高い。中古住宅は通常、契約成立までに1-2カ月かかるためだ。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:US Existing-Home Sales Top Estimates, Rebound From Bad Weather(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します)

WACOCA: People, Life, Style.