“反貴族院”の団体 ビラ1000枚撒いて審議妨害 英議会が一時中断(2025年3月21日)

 イギリス議会の上院にあたる貴族院で、抗議団体がおよそ1000枚のビラを議場にまき、議会が一時、中断する騒ぎとなりました。

抗議団体のヤジ
「貴族院に国民を!」

 議会の傍聴席で突然、抗議団体が横断幕を掲げるとすぐに警備担当者に制止されます。

 イギリス議会の貴族院で20日、貴族院の廃止を訴える抗議団体が「今こそ国民による議会を」などと書かれたおよそ1000枚のビラを投げ入れました。

 この影響で議会はおよそ5分間、中断する事態となりました。

 貴族院は選挙で選ばれない世襲議員らによって構成されています。

 イギリス政府は世襲議員の排除を柱とする貴族院の改革法案を議会に提出していて、現在、貴族院で審議が行われています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

11 Comments

  1. 世襲議員に許された議席は貴族院833議席中の92議席と大分少なくなってはいるけどな。

  2. いい時代だ。意味のない、貴族院、上院、参議院。これからの立候補者は、単独議院の国民議会が民主主義のあるべき姿と主張できる人が当選していくだろう。そして、イギリス議会も大統領制導入を検討するべき。王族、王室、皇族、皇室など、過去の伝統となるべき。なまぽセレブはいらない時代だ。

  3. まぁ良くも悪くもイギリスの歴史を作ってきたのは貴族の力が大きいんだし、ある程度の議席と敬意はあってもいいのでは?

  4. 「貴族院は選挙で選ばれない世襲議員らによって構成されています。」これは少し語弊がある。
    現在の貴族院は各分野の専門家が本人の一代のみ「貴族」として任命され議員を務める一代貴族が大半で、世襲貴族から互選される一部の世襲貴族と国教会の幹部たる聖職者は少数です。そもそも国民によって選出される議員からなる庶民院に議決の主権があり一院制に近く、貴族院は第二院(the second chamber)にすぎません。要するに庶民院は民意、貴族院は学術です。

  5. 意味不明。
    貴族院があるのがイギリスなのに。
    嫌ならアメリカに行けば?
    日本も敗戦のせいで貴族院がなくなった。
    そろそろ復活しても良くない?
    皇族の皆さんや旧華族にも政治参加していただくべきでしょ。