東日本大震災14年 伝承・防災を考えるセミナー盛岡市で開催 高校生らが意見発表 岩手県 (25/03/20 21:10)
東日本大震災の発生から14年が経過し当時を知らない世代が増えるなか、教訓の伝承や防災について考える催しが、3月20日に岩手県盛岡市の県立図書館で開かれました。
この催しは震災の教訓を未来につなぎ防災意識の向上につなげようと県立図書館などが初めて企画しました。
オンラインを含め県内外から約50人が参加したなか、震災を経験した人や高校生のグループがリモートで講演しました。
「目の前に大切な家族を置いて自分だけ助かりたいと思う?」こう問いかけるのは震災の伝承について学んでいる大槌高校のグループです。
学習の一環で地域住民に聞き取りを行い、震災当日、家族を置いて逃げた人の葛藤を知ったといいます。
大槌高校の生徒たちは、津波からバラバラに逃げるという「てんでんこ」の教えを単純に受け入れるのではなく、人の心情を踏まえた新しい伝承のあり方を議論することも必要と指摘しました。
参加した大学生
「主体的に防災教育を考えていかなければならないと思った」
参加者は真剣な表情で発表に聞き入り、それぞれに考えを深めた様子でした。

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