商品券問題が歴代総理に波及 岸田、菅、麻生各氏事務所は「適正」「適切」とコメント【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年3月20日)

 石破茂総理大臣が新人議員に配った10万円分の商品券の問題が、歴代総理に波及しています。立憲民主党の野田佳彦代表は「自民党の政治文化としての問題」と批判しています。

■石破総理コメントせず

 19日の国会は、冷たい雪模様とは対照的な熱を帯びた展開となりました。

立憲民主党 小沼巧参議院議員
「岸田前総理が同様に10万円の商品券をお配りしていたと(報道された)」

自民党関係者の証言(19日の朝日新聞から)
「1枚1000円の商品券が100枚入っていた」

 朝日新聞が報じたのは、3年前の岸田文雄総理の時代に総理公邸で政務官との懇談会が開かれた時の出来事です。懇談会の前後に、岸田事務所の秘書から出席者側に10万円分の商品券が渡されたといいます。

 懇談会が開かれたとされる2022年12月20日。総理公邸に入る岸田総理(当時)です。およそ2時間後、会食を終えて公邸を出る政務官らは、楽しげに別れのあいさつをしています。

石破総理
「報道のような事実に対して、私がコメントを申し上げる立場にはございません」

 岸田事務所は当時の状況について、商品券については言及しませんでした。

岸田前総理の事務所のコメント(19日)
「政治団体の政治活動としての会合などさまざまありますが、いずれも法令に従い適正に行っているところであり、それ以上のことについてのコメントは差し控えます」

■菅氏は「適正」 麻生氏は「適切」

 過去の総理経験者も…。

菅義偉元総理の事務所のコメント(19日)
「政治家を含めてさまざまな方との会合をもち、その際に手土産を差し上げたことはありますが、いずれも法令の範囲内で適正に行っています」

麻生太郎元総理の事務所のコメント(19日)
「国会議員との会合の性質に応じて、適宜適切に処理していました」

 一方、民主党政権時代はどうだったのでしょうか。

立憲民主党代表 野田佳彦元総理
「(配布の経験は)全くありません。即答できます」
「自民党の政治文化としての問題になってきたのではないか」

■「慣習なら不適切」公明批判

政治ジャーナリスト 後藤謙次氏
「自民党の文化としての『金券を伴う金権政治』という、しゃれにもならない現実がさらされてしまうので。本当のことも言えないし、嘘も言えない状況に置かれている」

石破総理
「『人付き合いが悪い』『ケチだ』と散々言われて参りましたので、そのことを気にする部分が私自身、相当あったんだろうと思っております」

 19日の国会でも反省の言葉を繰り返した石破総理。連立を組む公明党も苦言を呈します。

公明党 岡本三成政調会長
「もし慣習化されていたら不適切だし、正されなければいけないと思います」

 国民から厳しい視線が向けられるなか、この夏の参議院選挙に自民党はどう臨むのでしょうか。

後藤氏
「トップも代えられないし、候補者も今さら代えられない。遮二無二、座布団をかぶって、火の中を突っ込む感じだろう」

(「グッド!モーニング」2025年3月20日放送分より)
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