政府は17日、総理大臣官邸で「総合科学技術・イノベーション会議」を開き、ことし夏ごろまでに策定する新たな科学技術戦略の方向性をめぐって意見を交わしました。

この中で石破総理大臣は、AIの開発や活用に関する新たな法案を今の国会に提出したことに触れ「イノベーションの促進とリスク対応の両立を図り、世界で最もAIを開発・活用しやすい国を目指す」と述べました。

また、各国が競う量子技術の開発や核融合エネルギーの早期実現などを後押しする取り組みを強化していく考えを示しました。

そして、新たな戦略に盛り込む重点施策について具体的な検討を加速させるよう関係閣僚に指示しました。

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