津波がきたら“てんでんこ” 三重・尾鷲の小学校教師がつくった歌、岩手・釜石の子どもにも広がる

三重県紀北町の上里小学校の教師、中村佳栄さんは、2011年の東日本大震災のあと、歌を作りました。

「地震が来たら頭をまもれ そのままじっとダンゴムシ 揺れがとまったら急いでにげろ ガラスと壁にきをつけて てんでんこ、てんでんこ…」

「てんでんこ」とは、「命を守るために、津波がきたら〝てんでばらばらに〟逃げる」と言う意味。東北地方に古くから伝わる教訓です。

三重県尾鷲市は、南海トラフ地震で最17mの津波に襲われると想定されています。
「1年生の子どもが怖がらずに逃げ方を理解できることを一番に考えて、言葉を選びました」と中村さんは話します。

歌を作るにあたり、中村さんは東北の被災地をたびたび訪れました。
岩手県釜石市の教師、沖拓さんは中村さんに理解を示してくれたひとり。  
尾鷲だけでなく、釜石の小学校でも歌が広がっています。

(2025年3月10日放送メ~テレ「ドデスカ+」より)

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