東京では8日、新たに896人の新型コロナウイルスの感染が確認されました。政府は4度目となる「緊急事態宣言」の発出を決定しました。
午後、政府の対策本部会議が終了しました。
菅総理大臣:「緊急事態宣言を東京都を対象に発出し、また沖縄県は延長することとし、期間を8月22日までとすること」
宣言解除からわずか18日間で再び緊急事態宣言を出すことが決まりました。
対象は東京都。期間は今月12日から来月22日までです。
また沖縄に対する緊急事態宣言と埼玉、千葉、神奈川、そして大阪に対するまん延防止等重点措置も来月22日まで延長します。
政府は東京についても元々はまん延防止措置の延長で検討していました。
それが一転した背景には何があるのでしょうか。
政府高官:「前週比1.2倍、1.3倍と増えてもう新規感染者数のベースラインがステージ4になっている。要はまん延防止措置が効いていないということなんだよ」
東京では今月8日、新たに896人の感染が発表されました。1日と比べると223人増えました。
前の週の同じ曜日を上回るのはこれで19日連続です。
立憲民主党・吉川沙織議員:「この間隔での再宣言となることは想定の範囲だった?」
西村経済再生担当大臣:「前回解除の時も申し上げたが、(感染者は)今後も増えると、増えてきた時には機動的に対応すると」
専門家らの慎重論を押し切って先月、緊急事態宣言を解除したばかりです。
その解除も目前に迫る東京オリンピックの気運を高めるため。しかし・・・。
東京都・小池知事:「新規陽性者数の増加比が124%と高い値で推移していて感染が再拡大している」
そして4度目の緊急事態宣言です。その東京に手を振って現れたのはIOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長です。
5月中旬の来日予定は日本国内の感染拡大で断念。先月の来日も見送られましたが、今回は来ました。
立憲民主党・安住国対委員長:「なぜこの時期に日本で五輪を開催する決断をしたのか、(IOC)バッハ会長にも問わないといけないと思っているんですよ」
政府が「コロナに打ち勝った証し」とするオリンピックはどのような形になるのでしょうか。
政府関係者:「コロナと戦っている最中になってしまいました。東京で宣言が出ているのに『観客入って下さい』とは言いづらいでしょう」
夜にはバッハ会長も参加しての5者協議が開かれ、観客数について決められるとみられます。
4度目となる緊急事態宣言の期限は最初から6週間という異例の長さです。
政府高官:「長いという意見もあったが、お盆は入れる判断になった」
お盆の帰省などによる人の動きを抑える狙いがあります。
この6週間、どのような6週間になるのでしょうか。
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