ドイツの各空港で終日スト、数千便が欠航・50万人以上に影響

ドイツの各空港で10日、賃金を巡る労働者の24時間ストライキが行われ、数千便が欠航し、50万人以上に影響が出ている。フランクフルト空港でのデモ、10日撮影。(2025年 ロイター/Jana Rodenbusch)

[ベルリン 10日 ロイター] – ドイツの各空港で10日、賃金を巡る労働者の24時間ストライキが行われ、数千便が欠航し、50万人以上に影響が出ている。

国内で最も利用者の多いフランクフルト空港の運営会社(FRAG.DE), opens new tabによると、この日は旅客便の出発はなく、11日も遅延や欠航の可能性がある。

統一サービス産業労働組合(Verdi)が7日に呼びかけたストは、ミュンヘン、ベルリン、デュッセルドルフを含む国内13空港に影響を与えている。

ハンブルク空港の労働者はストを1日前倒しし、9日に300便近くが欠航した。

Verdiは8%の賃上げ、もしくは少なくとも月350ユーロ(380ドル)の賃上げのほか、ボーナスの増額、休暇拡大を要求している。

使用者側はこの要求を拒否しており、労使交渉は月内に続けられる予定となっている。

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