【性被害支援センター】増える被害相談 財政面に地域格差も【国際女性デー】
きょう8日は国際女性デー。「#8891」に電話するとつながる性被害の支援センターを取材しました。
この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/politics/75b2e451df27414ea5a12ee8c1e4c32d
卜田素代香さん「一人暮らしをしていた自宅に、夜中に全く知らない人が侵入していて、『体だけ貸してくれればいいから』と言われて」
20代の卜田さんは数年前、深夜、自宅に侵入した男に性行為を強要されました。
卜田さん「(証拠隠滅のために)目の前で『シャワーを浴びろ』と言われて、会社のメールアドレスに『今の動画流すからね』と」
脅され、被害届を出すか悩んだ卜田さん。そんなとき、電話したのが「ワンストップ支援センター」でした。
性暴力に関する相談窓口として、各都道府県に1つ以上設置されていて「#8891」で最寄りの支援センターにつながります。
今回、取材したこちらは愛知県の支援センター。
日赤なごや なごみ・加藤紀子センター長「被害者さんの体内にある、加害者のDNAの採取とか」
病院が拠点の、このセンターは加害者の証拠採取や避妊の対応など、24時間365日、対応にあたっています。
性暴力対応看護師SANE・谷内結花さん「夜間ですとSANE(性暴力対応看護師)1人で対応していますが、一番多かったときは(一晩で)3件ありました。緊急対応が」
利用者は年々増加し、中には小学生の被害相談も。しかし…。
加藤センター長「この事業には診療報酬が、つかないので」
活動の多くは、公的な「診療報酬」が支払われないため、人件費などを賄えず、全国の支援センターは運営が厳しい現状。このセンターは支援員らの人件費について、来年度から愛知県の全額補助を受けます。
支援センターに駆け込み、加害者の逮捕につながった卜田さんは、こう訴えます。
卜田さん「困ったときの支援を必要としている人が、これだけいるんだっていう事実を国と社会が理解して、支援につなげていかなければいけない」
支援センターへの補助は地域差が大きく、安定的な運営が課題です。
(2025年3月8日放送「ストレイトニュース」より)
◇メンバーシップ「日テレNEWSクラブ」始まりました
月額290円で所属歴に応じ色が変化しステータスアップしていくバッジ特典や、ライブ配信のチャットで使えるスタンプなどの基本機能が特典となります!!
https://www.youtube.com/channel/UCuTAXTexrhetbOe3zgskJBQ/join
◇日本テレビ報道局のSNS
X https://twitter.com/news24ntv
TikTok https://www.tiktok.com/@ntv.news
Facebook https://www.facebook.com/ntvnews24
Instagram https://www.instagram.com/ntv_news24/?hl=ja
◇【最新ニュース配信中】日テレNEWS
https://news.ntv.co.jp/
#性被害支援センター #国際女性デー #国際女性デー2025 #これが私だから #日テレ #ストレイトニュース #ニュース
WACOCA: People, Life, Style.