未曾有の大災害から14年 東日本大震災の被災から復興の歩みを記録 松山で写真展【愛媛】 (25/03/06 18:52)
東日本大震災の発生からまもなく14年。愛媛県松山市の美術館で、被災当時から復興の歩みを記録した写真展が開かれています。
公民館の屋上に打ち上げられた大型バス。瓦れきに埋め尽くされた町にポツンと佇む漁船。県美術館で開かれている「東日本大震災14年の歩み展」には、被災者や現地の新聞社などから寄せられた写真約300枚が展示されています。
写真の一つが上空から見た宮城県石巻市の様子。津波と大規模な火災で多くの住民が亡くなった地区では10年後に復興記念公園が整備され、犠牲者を追悼し震災の記憶を語り継ぐ場所になっています。
また岩手県釜石市の鵜住居地区は、被災した1年後に更地が広がっていたものの、2020年には整備され住宅や店舗が戻ってきています。しかし震災前のにぎわいにはほど遠い状態といいます。
会場にはこのほか現地の新聞社の当時の紙面や、愛媛の高校生が被災地を訪ね震災の教訓などについて学んだ記録なども展示されています。
主催した実行委員会の代表は「訪れた人が防災を考えるきっかけになれば」と話しています。
この写真展は3月8日まで開かれています。
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