【噴火警報】気象庁が焼岳を噴火警戒レベル2「火口周辺規制」に引き上げ (25/03/04 09:23)
気象庁は岐阜県と長野県の県境にある火山焼岳について、火山性地震が増えたとして噴火警戒レベルを、1から2の「火口周辺規制」に引き上げました。
気象庁は、4日午前9時20分、焼岳の噴火警戒レベルを5段階あるうちの「2」に引き上げました。
焼岳では、3日午後2時頃から山頂付近を震源とする火山性地震が増加しています。
火山性地震の1日の回数は、速報値で1日1回、2日0回、3日は20回、4日は午前5時までに14回となっています。
山体の状況を測るGNSS連続観測では、山頂付近で緩やかな膨張を示すと考えられる変化が続いていて中長期的に火山活動が高まってきていると言うことです。
今後、火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があり気象庁は警戒を呼びかけています。
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