【米ウクライナ首脳会談が決裂】公開の口論で会見中止“鉱物協定合意せず”関係修復は【日曜スクープ】(2025年3月2日)
トランプ米大統領は2月28日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、ロシアとの戦争終結に向けた和平交渉をめぐり、激しい口論となった。ホワイトハウスにある大統領執務室での会談で、報道陣が見守る中、首脳同士が口論をするのは極めて異例。トランプ氏が合意を求めていたウクライナの鉱物資源の権益をめぐる合意文書に対する署名は見送られた。会談後に予定されていた両首脳による共同記者会見は中止となった。トランプ氏の大統領就任後、両首脳による対面会談は初めて。今回の会談決裂により、ウクライナと米国の関係に亀裂が入り、戦争終結を巡る米国の仲介に暗雲が漂っている。
首脳会談でトランプ氏は、「ウクライナは戦いに勝つことはできず、交渉のカードもない」と取引に対して牽制をすると、ゼレンスキー氏は、「我々はカード遊びをしているのではない」と反論した。その後、トランプ氏が、「あなたはギャンブルをしている。何百万人もの命を、第3次世界大戦に賭けている」と述べたうえで、「今すぐ、停戦が実現できるのならそうすべきだ。そうすれば、銃弾は飛んでこない、兵士は殺されない」と主張した。ゼレンスキー氏は、戦争停止を求めている自身の気持ちを説明したうえで、「安全の保証」が担保される必要性を訴えたが、両者による怒りの応酬に発展していった。
また、同首脳会談に同席したバンス米副大統領が、「4年間、プーチン大統領に対して、強硬姿勢をみせる大統領だった。平和と繁栄への道は外交に関与することだ」と述べ、これに対して、ゼレンスキー氏は、「我々は停戦協定に署名したが、プーチン大統領は停戦を破り、同胞を殺した。あなたの示す外交とは、どういう意味か」と問い質すと、バンス氏は、「あなたの国の破壊を終わらせるような外交について話している。大統領執務室に来て、米メディアの前で、この問題を訴えようとするのは無礼だ」と批判した。
トランプ氏は会談後、自身のSNS「トゥルー・ソーシャル」に、「私が求めているのは平和。ゼレンスキー氏は、大切な大統領執務室で、米国を軽視した。和平の準備ができたら、戻ってきてください」と投稿した。一方、ゼレンスキー氏も、SNS「X」に、「米国の皆さま、ありがとう。大統領、議会、そして、米国民に感謝している」と米国への自身の思いを綴り、「ウクライナには、公正で永続的な平和が必要であり、私たちはまさに努力している」と訴えた。
両首脳による会談が決裂したことを受け、欧州首脳からはゼレンスキー氏を擁護し、連帯に向けた表明が相次いだ。欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、SNS「X」の投稿で、「あなたの尊厳はウクライナ国民の勇気を称えた。ゼレンスキー大統領、決して一人ではない」と激励した。また、ドイツのショルツ首相も同様に、「ウクライナ国民ほど平和を望んでいる人はいない。ウクライナはドイツ、そして、欧州を頼ればよい」と支援の姿勢を強調した。また、イタリアのメローニ首相は、「西洋の分断は私たち全員を弱体化させ、私たちの文明の衰退を望む者に有利に働く」と述べ、今回の首脳会談の結果に対する危機感から、米欧首脳による緊急会合の開催を呼びかけた。
前代未聞の事態となった両国による首脳会談の決裂は、各方面に反響を巻き起こした。グラハム米上院議員(共和)は、「大統領室で見たことは無礼であり、二度とゼレンスキー氏とビジネスができるかどうかはわからない。彼は辞任して、我々と仕事ができる誰か、別の人物を送り込むか、彼自身が変わる必要がある」と批判した。一方、米国・ウクライナの両首脳が口論したことを受けて、ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長は2月28日、「トランプ氏はピエロに第三次世界大戦をもてあそんでいるという真実を初めて告げた。2人の公開討論は有益だ、しかしまだ十分でない」と「X」に投稿した。ロシア外務省のザハロワ報道官も同日、「トランプ氏とバンス氏が、あの卑劣な男(ゼレンスキー氏)を殴らなかったのは、自制心の奇跡だ」と投稿し、米正副大統領の対応を称賛した。
★ゲスト:廣瀬陽子(慶應義塾大学教授)、小谷哲男(明海大学教授)、鶴岡路人(慶應義塾大学准教授)
★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/元テレビ朝日政治部長)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
20 Comments
大統領国務室でよってたかって弱い者いじめに見えたね、、、
アメリカってこんな国だったけ😢
トランプは毎年軍事支援で大金が黒海の北の小国に垂れ流されていくのが我慢できないのだろうな。そのための和平だろ。再侵攻の保証をしてしまうと結果的に軍事援助につながり支援金を出さなければならなくなる。金輪際、金は出したくないんだよトランプはさ。手を引くためにはプーチンにだっていくらでもゴマを擦るのがいまのトランプだろ。ゼレンスキーがブチ切れたのはトランプのプーチンに対する姿勢だろ。数百万の市民の命がとか第3次世界大戦の危機をまねくとか、それはそのままプーチンが負うべき事だろうし、ゼレンスキーはそのように自分が責められてさぞかし絶望したろうな。仕掛けたのはどっちだよってな。
まぁ、不動産取引で財を成し大統領に登り詰めたトランプと、社会批評のコメディで人気を得て大統領に登り詰めたゼレンスキーでは、その本質がもとより対立的で合うわけはないよな。
しかし、アメリカが今、軍事支援を停止したらロシア軍は圧倒的な有利を得て停戦なんてするはずも無いとは思うが、トランプは金を使わずに済むようになったので マァヨシ!って感じなんだろうなぁ。これさぁ、片務条約の日米安保なんてMAGAのアメリカが実行するわけないよな、たとえそのような局面に至ってもさ。
トランプはプーチン以上だ。
そもそも俺が約束したらプーチンは約束を守ると言うトランプの前提が大きな勘違い!あとバンスの態度は無礼そのもの!バンスはウクライナなど助ける必要はないと言ってきた訳で、感謝しろとは、どの口が言うんだよつて話だ。アメリカやアメリカ国民に対してはゼレンスキーは何度も感謝を述べている!あと、ゼレンスキーが失敗したのではなく、トランプがウクライナや同盟国との頭を飛び越して、ロシアに資するような交渉をしたことがそもそもの失策!そんなことで纏まるはずがない!それと安全保障をしないからと言うのが本質的に合意できないポイント!
いやいや冒頭から違う
開始40分後にいきなりではなく、バンス(超トランプ寄りの人物)が横やりを入れてきことから始まったんだよ。バンスが口を挟み過ぎた。
付け加えるとゼレンスキー側も副大統領と良い通訳を揃えたほうが良かったと思う。
ネイティブじゃないと細かいニュアンスに誤解が生じるので。(例えば日本人の初級英会話者が相手に失礼だと受けとられるように)
副大統領は阿呆。そもそもウクライナが核放棄したらウクライナを全力で守るってしたのはアメリカだろ。その約束を果たすのに、ゼレンスキーに御礼をねだるなんて、筋違いだろうや、
そもそも、アメリカさんのバカ大統領が『我々はロシアやウクライナに派兵はしない』なんて阿呆な言質がプーチンに火をつけたんだろうや。今の地獄はアメリカの失態だぜ。
うーん、何とも日本っぽいコメント
ヨーロッパの反応はもうちょっと違う気がするが。
外交の非礼は明らかにトランプ&バンスだろう
力こそすべてというのは分かったけど。これだけカネを渋る感じがあからさまだとアメリカは軍事介入してこないと踏んだ国々が係争地で武力侵攻起こすじゃないかと心配になる。各地で戦争が起こっても大国同士の大戦争よりはマシと考えるべきなのか。
お笑い芸人相手に外交交渉なんて無理ってことが証明された
最初はまともそうな番組かと思ってたが、
最後は活動家みたいなおばちゃんのシメと、プロパガンダ画像とゼレンスキーの言葉で〆る。
やっぱテレ朝だな。
戦争なんだから、ウクライナ側目線もあればロシア側目線だって当然ある。
EUやウクライナは「侵略」と言ってるが、ロシアはそうは思ってない。
何百年というスパンで、あの土地はロシアのものだった、という目線。
日本も何の理由もなく真珠湾攻撃しわけじゃなく、そこに至るプロセスや主張もあり、
どうしてもハワイに飛行機を飛ばす必要がでて戦争になっている。
ただ戦争に敗北したから、その言い分が通らなかっただけで、普通に背景はあった。
どちらかを「侵略者」「戦争犯罪人」に片付けるには、結局、WW2みたいに相手を敗北させなきゃできない。
「停戦」ではムリだし、「停戦」は当然「再開」も含む。
それを防ぐことをするのが、ウクライナの外交力。
外国の米国に未来永劫の保証求めるなんてありえない話。する義理もない。
情緒的な訴えや画像、動画で感情に訴えて、支持を取り付けるのって、
単なる一時的にはできても、そう簡単にゼレンスキーやEUの思惑どおりに、
外国人の心を動かすことはできない。
だから、会談でゼレンスキーの「プーチン批判」にもトランプは乗らなかった。
「そうだね」と言うのは簡単。
でも一言で「停戦」の流れは終わってしまう。
それは会談の趣旨とは大きく違う。
だが、「プーチン批判」に乗らないと、次はトランプを含む歴代米国大統領への批判に。
ゼレンスキーも自分が置かれた立場をもっと冷静に理解しないと、国ひとつ無くなってしまうことに。
首脳会談中に、米国の副大統領が、ゼレンスキー大統領に喧嘩を売った。トランプ大統領に感謝を言えと言った。たかが、副大統領が。ゼレンスキーはキレた。
トランプは人道的にウクライナを助けるべき。見返りはない。
プーチンは独裁者、侵略者、犯罪者である。ウクライナの民間人をミサイルで無差別に虐殺した。街を破壊した。
トランプ大統領とゼレンスキー大統領の喧嘩は、プーチンを呼び出す為の芝居なのか。
自分の国は自分で守ればならないということだ😂核兵器をロシアに渡したということは取り返しのつかない失敗だ😂覆水盆に返らず
日本もマジで核武装しなきゃいけない時だよ。トランプのアメリカファーストってのは、アメリカの利益を最大限求めるって事。地政学上抑えなきゃいけないポイントとかを平気で安売りするだろうね。
例えば日本なら北海道をアメリカとロシアで分割しようってなったらトランプは頷くよ。占領はロシアがして、アメリカに天然ガスの献上みたいな。流石に中国とはそんな事しないだろうけど。
アメリカが世界覇権国たる理由の一つに、海運のウィークポイントをすべて抑えてあるってのが大きくて、目先の利益でそれを安売りする可能性がトランプとイーロンマスクにはある。
末延の発言はトランプに近い価値観。それ故か末延が発言すると、他のゲストはシラケた雰囲気…
自国は自分達で守るべき。核武装もそろそろ日本も考えるべき。このままなら中国に攻められます。
アメリカはもうアメリカでは無くなった!
鉱物資源と引き換えに何の保証もない契約をしろと
自分のテリトリー内で子分と迫る!
此れをのんだらロシアとウクライナを好き勝手に荒らしまくるのは目に見えている。
次は何時どの国をプーチンとトランプでターゲットを狙い絞り込むのか…?
思想も何もないトランプは台湾なんて自分の利益の為にアメリカ国家、アメリカ国民を傘に中国へ売り渡す
恐れは無いのだろうか?
勿論我が国日本も…
アメリカに、国民にと言っているが自分にと言っているのに他ならない。
平和とは戦わないことだろうか?
誰か見ても計画的でワナだとは明らかですね!
強い力の有る者の世界の始まりに入ったと思います。
中国への対抗の為にロシアを引き込んでのつもりだろうが、中国とロシアを甘く見すぎているような気がします。
喜ぶのは誰と誰と誰?
ワナにはまり込んでいるのはアメリカ?トランプでは無いのだろうか?
もし中国から我が国が攻められたら、平和のために戦わない。
アメリカは国益の為に手のひら返し…梯子を外された日本!
あのピンポン外交をわすれたのだろうか?
次ロシアが他国を侵略しても平和のためにトランプは
良いプーチンの為の駒とならないことを望みます。
テレビ伝道師トランプは
遂に大統領に成った!
と見えませんか?
もう台湾は中国ですって言っちゃって日中同名やっちゃおうぜ
😂 愚かなエキスパート😅