大船渡市山林火災7日目で鎮圧宣言 避難指示や停電も解除 ヘリから1240回の散水、地上からのべ約1800人が消火 岩手県 (25/02/25 21:15)
岩手県大船渡市の山林火災は消防が2月25日午後3時すぎ、火をほぼ消し止めたことを意味する鎮圧を宣言しました。
発生から7日目となった大船渡市三陸町綾里の山林火災。消防は25日朝から現地に入り残り火を消す作業にあたりました。
そして午後3時5分、消防は火をほぼ消し止めたことを意味する鎮圧を宣言しました。
<ヘリから1240回の散水、地上からのべ約1800人が消火>
今回の山林火災ではこれまでに防災ヘリと自衛隊のヘリなどが合わせて1240回の散水をしたほか、消防や消防団員、のべ約1800人が地上から消火にあたりました。
消防によりますと、これまでにけが人や建物への被害は確認されていないということです。
<約324ヘクタールが燃える>
鎮圧まで7日に及んだ今回の山林火災。大船渡市の地図では、三陸町綾里の山林火災の現場は市の南東部に位置しています。
山林火災はこの地域の西側で発生したとみられていて、2月19日の正午前、火が確認されました。
そこから燃え広がり、これまで焼けた面積は少なくとも約324ヘクタールに達したとみられています。
建物への延焼のおそれがあった田浜地区の62世帯・157人には、市が発生の翌日に避難指示を出していました。
<一時最大で25世帯・43人が避難>
発生から3日目以降は田浜地区の住宅近くまで火の手が及び、消防や消防団が夜通しで消火にあたることもありました。
避難生活を続けてきた住民からは疲れの色が見られました。
避難している人
「避難解除にならなければ避難所にいなければならない。疲れた」
田浜地区では火災の拡大を防ぐための保安停電が実施され、避難所には一時最大で25世帯・43人が避難しましたが、鎮圧宣言に伴い避難指示と停電は解除されました。
消防は26日以降、被害の詳細や出火原因を調べるとともに、完全に鎮火するための作業を引き続き進めることにしています。
WACOCA: People, Life, Style.