はしかの流行が拡大している米テキサス州で、子ども1人が死亡した。米国で、はしかによる死亡例が報告されたのは10年ぶり。

  同州北西部に位置するラボック市の公衆衛生責任者キャサリン・ウェルズ氏によると、子どもは同市内の病院で26日午前に死亡した。同市報道官によれば、この子どもは学齢期で、ワクチンは未接種だったという。

  テキサス州は同州として過去30年間で最大のはしかの流行に見舞われている。同州保健当局は25日、新たに34件の症例を報告。1月に初めて患者が確認されて以来、これまでに計124件の症例が報告され、18人が入院した。隣接するニューメキシコ州では9件の症例が報告されている。

  テキサス州で感染の中心地となっているのはゲインズ郡。同郡はサウスプレーンズ地域の農業地帯にあり、子どもの約5人に1人が予防接種を受けていない。同郡にはキリスト教アナバプテストの教派であるメノナイトのコミュニティーがあり、信徒は宗教上の理由から学校でのワクチン接種の免除を申請することが多い。

原題:Texas Child’s Death From Measles Is First in US in a Decade (1)(抜粋)

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