容体危機的のローマ教皇、「良い夜を過ごした」と教皇庁

 ローマ教皇庁(バチカン)は24日、肺炎で入院中の教皇フランシスコ(88)について、「良い」夜を過ごしたと明らかにした。写真は病院の外で祈りをささげる修道女。23日ローマで撮影(2025年 ロイター/Vincenzo Livieri)

[バチカン市 24日 ロイター] – ローマ教皇庁(バチカン)は24日、肺炎で入院中の教皇フランシスコ(88)について、重度の肺炎と軽度の腎不全の兆候があり、依然重篤な状況だが意識は保たれていると発表した。

教皇は呼吸困難を訴え、14日にローマのジェメッリ総合病院に入院。両肺の肺炎と診断された。 もっと見る

教皇庁は23日、容体は危機的だとした。血液検査の結果、腎機能に「初期のわずかな機能不全」がみられると明らかにした。23日夕方の報告では、法王は「意識ははっきりしている」とし、高流量酸素療法を受けていると説明した。

24日朝は「教皇は良い夜を過ごした。眠り、安静にしている」とする一方、それ以上の情報は明らかにしなかった。

バチカン当局者は、法王は普通に食事ができており、起き上がって病室内を動き回ることができると語った。

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