「あれから10年 これから10年」File.178 岩手県釜石市/猪又敬大さん

「あれから10年 これから10年」File.178 岩手県釜石市/猪又敬大さん

BS-TBS「あれから10年 これから10年」〈毎週土曜よる8時54分放送〉
東日本大震災から10年。当時10代だった若者の震災後10年とこれからの10年を取材し、復興を考える。

File.178 岩手県釜石市/猪又敬大さん

震災発生時、猪又敬大さんは中学2年生。幸い、家族とは避難所となった中学校の体育館で合流することができた。
しかし、震災から2日目。沿岸部にある自宅へ向かうと、見慣れたはずの場所は土砂やがれきで溢れかえり、跡形もなくなっていた。
「夢なんじゃないか」と思ったという。また、卒業した野球部の先輩からもらったばかりのグローブも流され、猪又さんは自宅も大切にしていたものも失った。
猪又さんは現在、釜石市役所のオープンシティ・プロモーション室で働いている。
高校進学を機に釜石市を離れていた猪又さんは、大学4年生の時に帰郷した際、地元に活気がないことに寂しさとともに危機感を覚えたという。
「このまま地元が廃れていくのは見たくない、何とか力になりたい」と、就職先に釜石市役所を選んだ。
現在は、釜石市の人口減を食い止めるため「若者に魅力的な町にしていきたい」と、日々の活動に取り組んでいる。

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