トランプ米大統領が1月の就任から1カ月で3万7660人の不法移民を強制送還したことが、米国土安全保障省のデータから分かった。アトランタ近郊で5日撮影(2025年 ロイター/Carlos Barria)
[ワシントン 21日 ロイター] – トランプ米大統領が1月の就任から1カ月で3万7660人の不法移民を強制送還したことが、米国土安全保障省のデータから分かった。
バイデン前政権の最終年の月平均である5万7000人を大きく下回る。しかし、トランプ政権の高官や専門家によると、トランプ大統領は不法移民の取り締まり強化に向けた新たな手段を講じつつあり、今後数カ月で強制送還される移民の数は増加する見通し。
また、ホーマン国境管理責任者は先週、トランプ政権発足後最初の3週間で約1万4000人が移民・税関捜査局(ICE)に拘束されたと発表。これは1日当たり667人に相当し、昨年の平均の倍の水準。
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