市場動向、引き続き丁寧に見ていきたい=長期金利上昇で日銀総裁

 2月21日、日銀の植田和男総裁(写真)は、衆院・予算委員会で、長期金利を含め市場の動向を引き続き丁寧に見ていきたいと話した。写真は都内で昨年12月撮影(2025 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 21日 ロイター] – 日銀の植田和男総裁は21日、衆院・予算委員会で、長期金利を含め市場の動向を引き続き丁寧に見ていきたいと話した。足元の長期金利上昇は「景気の緩やかな回復が持続していることや、基調的な物価上昇率が高まってきていることを反映した動き」だと述べた。

米山隆一委員(立憲)の質問に答えた。

植田総裁は一般論とした上で「財政に対する信認が大きく毀損(きそん)した場合に、長期金利が上がることはあり得る」とも述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.