トランプ大統領へ贈った「金色の兜」予約殺到　手に入るまで約2年待ち【ワイド！スクランブル】(2025年2月21日)

　7日の日米首脳会談で石破茂総理大臣がトランプ大統領に贈った「金色の兜（かぶと）」を製作した会社に今、予約が殺到しているという。

■同型を兜…鳥取市の販売元から県に寄

鳥取県　平井伸治知事
「鳥取・山陰の魅力を兜に託して、世界中の人、日本中の人にお見せして参りたい」

　7日に行われた日米首脳会談で、石破総理がトランプ大統領に贈った金色の兜。同型の兜が19日、鳥取市の販売元から県に寄贈された。

　作ったのは石破総理の地元・鳥取にある創業300年を超える老舗人形店。トランプ大統領に贈ったのは「亜麻色縅満天金星兜」で、価格は16万8000円だ。

　日本古来の唐草文様があしらわれ、縦横無尽に伸びる茎やツタが生命力の強さを連想させることから「子孫繁栄」や「長寿」の意味が込められているという。

　そして今、贈呈した兜に予約が殺到。手に入るまでおよそ2年待ちの状態だという。

人形のはなふさ　英智哉社長
「ここまで注目されるとは想像もしていなくて、びっくりしている。日本の文化を発信できる兜を鳥取から発信できたというのは、本当に喜ばしいし、光栄に思っています」

　県に寄贈した兜は、22から日から都内にあるアンテナショップで展示され、その後、大阪・関西万博で展示される予定だという。

（「大下容子ワイド！スクランブル」2025年2月20日放送分より）
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