ウクライナのカスピ海石油施設への攻撃、西側が関与=プーチン氏

ロシアのプーチン大統領は19日、ロシア南部のカスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)の施設に対するウクライナの無人機(ドローン)攻撃は西側同盟国との連携による可能性があるとの見解を示した。同日撮影(2025年 ロイター/Sputnik/Kristina Kormilitsyna)

[モスクワ 19日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は19日、ロシア南部のカスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)の施設に対するウクライナの無人機(ドローン)攻撃は西側同盟国との連携による可能性があるとの見解を示した。

プーチン氏は、ウクライナが単独でこのような攻撃を計画することは不可能であり、西側諸国の情報機関から提供された可能性が高いと考えていると指摘。「この種の攻撃は宇宙からの偵察なしには不可能だ。ウクライナは標的に関し、西側独自の高精度データを受け取っている」と述べた。

ロシア南部クラスノダール地域にあるクロポトキンスカヤ送油管を運営するCPCは17日、ポンプ設備が無人機攻撃を受けたと明らかにした。米シェブロン(CVX.N), opens new tabやエクソンモービル(XOM.N), opens new tabなど、西側諸国の石油大手が利用する同送油管経由のカザフスタン原油供給が減少するなどの影響が出た。 もっと見る

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