
ベッセント米財務長官(写真)は、南アフリカ・ケープタウンで来週開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を欠席すると明らかにした。3日撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)
[マイアミ/ベルリン 19日 ロイター] – ベッセント米財務長官は19日、南アフリカ・ケープタウンで来週開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を欠席すると明らかにした。 米財務長官のG20会議欠席は極めて異例だ。
ベッセント氏はXへの投稿で「ワシントンでの任務」を理由にG20会議を欠席すると述べた。同省高官が代わりに出席するとした。
関係筋によると、ベッセント氏の欠席はG20加盟国にすでに通知されている。別の関係筋は、欠席は「トランプ米大統領との任務」が理由と述べた。その任務が米ロ首脳会談に関連しているのかは現時点で不明。
南アは2024年12月から今年11月までG20の議長国を務める。最近、トランプ大統領が南アの土地政策を批判し、資金援助を凍結する大統領令に署名した。ルビオ国務長官も、ヨハネスブルクで開催されるG20外相会合に出席しない考えを表明している。 もっと見る
元財務省高官のマーク・ソベル氏は、ベッセント氏にとってG20は各国の代表と会談し、世界経済や税制政策、為替レートについて議論を行う絶好の機会だったとし、欠席は大きな間違いだと指摘した。
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