サッカーの欧州CLは18日、各地で決勝トーナメント進出を懸けたプレーオフ第2戦を行い、旗手怜央と前田大然(右)が所属するセルティックは土壇場ゴールを許し、敗退となった(2025年 ロイター)
[ミュンヘン(ドイツ) 18日 ロイター] – サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は18日、各地で決勝トーナメント進出を懸けたプレーオフ第2戦を行い、旗手怜央と前田大然が所属するセルティック(スコットランド)は土壇場でゴールを許し、敗退した。
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)との第1戦を1─2で落としていたセルティックは、後半18分に前田が敵陣でプレスをかけ、前線へパス。これをニコラス・キューンが決めて2戦合計スコアを2─2とし、決勝トーナメント進出へ望みを繋いだ。
しかし、後半アディショナルタイム4分、バイエルンのレオン・ゴレツカがヘディングシュートを放つと、GKカスパー・シュマイケルがこれをセーブするも、そのこぼれ球をアルフォンソ・デービスに決められ同点に。試合はこのまま1─1で終了し、土壇場で2試合合計スコアを3─2としたバイエルンが突破を決めた。
前田と旗手はフル出場。バイエルンの伊藤洋輝はベンチ入りしたものの、出番はなかった。
南野拓実が所属するモナコ(フランス)はベンフィカ(ポルトガル)と3─3のドローで試合を終え、2戦合計スコア3─4で敗退。1点ビハインドで迎えた前半32分に南野が同点ゴールを決め、今大会3点目をマークするとともに、CLに出場した日本人選手では最多の通算5ゴールとした。試合はその後、両チームが2点ずつ決めて引き分けた。南野は後半42分までプレーした。
上田綺世の所属するフェイエノールト(オランダ)はACミラン(イタリア)と1─1で引き分け、2戦合計スコア2─1で突破。上田はメンバーから外れた。クラブ・ブリュージュ(ベルギー)はアタランタ(イタリア)に3─1で勝利し、2戦合計スコア5─2で決勝トーナメントに進出した。
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