現在日本で販売されているOPPOスマートフォン及びタブレットの一部モデルで、Android 15(ColorOS 15)が利用できるようになっています。

多くの新機能が追加されているColorOS 15ですが、実は日本ユーザーがまだ利用することのできない機能があります。

 

「日本語」で使えないColorOS 15の新機能

Android 15(ColorOS 15)では、多くの新機能の追加や仕様変更が行われていますが、一方で「日本語」では使用することが出来ない機能が存在しています。

それは生成AIを用いた機能が中心となっており、ColorOS 15におけるOPPO AIの新機能のうち、つぎの文章・翻訳に関する機能が、日本語では利用できない状況となっています。

AIリプライ : 文章の内容を読み取り返事を考えてくれる機能
AIライター : 写真や単語などから文章を作成してくれる機能
AIスピーカー : 画面上の文章を読み上げてくれる機能
AIサマリー : 文章を要約してくれる機能
録音 : 録音した内容を文字起こし・要約してくれる機能
メモアプリ : AI文章アシスト
ドキュメントアプリ : ファイル内容の翻訳・要約機能

日本語で利用できない理由は、OPPO AI側が日本語を含む一部の言語に対応していないためです。

上記5つの機能のうち、録音内容の文字起こしと要約機能とメモAIアシスタントについては、すでにAIを起動するためのボタンがあります。

しかし日本語のデータで実行すると『サポートされていない言語です。』と表示され、生成が失敗するようになっています。

もちろん日本語以外のデータであれば、上記の機能を利用することが可能です。


メモアプリでOPPO AIが動作している様子

 

日本語は3月から利用できるようになる予定

ColorOS 15の目玉機能が日本語では使用できない状況ですが、3月以降から、ソフトウェアアップデートを通じて日本語でも利用できるようになる予定となっており、今後言語による機能差は順次解消される見通しです。

「本機能の日本語への対応は2025年3月以降のソフトウェアアップデート後となります。」

 

言語関係なく使えるAI機能も存在

日本語で解禁されていないAI機能があるColorOS 15ですが、言語関係なく利用できる機能もあります。

代表的なのは「AI消しゴム」などの画像編集機能(AIエディター)で、機種によっては利用できない機能もあるものの、基本的に言語設定問わず使用することが可能です。

今後OPPO AIが日本語に対応し、さらなる機能の拡充に期待したいところです。

 

関連記事 : OPPOスマホ「Android 15」(ColorOS 15)で何が変わった?更新後の変更点

リンク

情報元(Source) 1 : ColorOS 15: Smart & Smooth, AIを搭載したモバイル OS | オッポ

情報元(Source) 2 : OPPO Find X8 -AIカメラで覗く、まだ見ぬ世界。 | オッポ

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