秋田県と秋田市は7日、新たに3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれもこれまでに感染が分かっている人の濃厚接触者。秋田県内の感染確認は19日連続。

 新たに感染が確認されたのは、20代から60代の男女3人。このうち2人は秋田市の60代の男性会社員と50代のパートの女性で、ともにこれまでに感染が分かっている人の同居家族。2人は一度検査で陰性だったが、7月4日から6日にかけ咳や鼻水などの症状が出て、再度検査をしたところ陽性となった。

 秋田県の発表分では、秋田中央保健所管内の20代の男性会社員の感染が確認された。7日に感染が確認された3人は、いずれも重症ではない。秋田県内の感染者はこれで延べ918人となった。

 秋田県内の7日時点の感染者は56人。このうち21人が入院している。入院している人のうち1人が重症。現在確保されている135の病床に対する使用率は15.6パーセント。また宿泊療養施設に入所しているのは33人。

 ワクチンの接種状況は、7月6日までに1回目の接種を終えた人は27万1054人で接種率は全国平均を6ポイントほど上回る27.52パーセント。2回目の接種率は10.82パーセントとなっている。

WACOCA: People, Life, Style.