[デトロイト 11日 ロイター] – 米自動車大手フォード・モーター(F.N), opens new tabのジム・ファーリー最高経営責任者(CEO)は11日、トランプ大統領が米自動車業界の強化を目指していると確信しつつも、関税措置によって「多大なコストと混乱」が生じるという認識を示した。トランプ氏の関税措置で「コストと混乱」=フォードCEO

米自動車大手フォード・モーターのジム・ファーリー最高経営責任者(CEO)は11日、トランプ大統領が米自動車業界の強化を目指していると確信しつつも、関税措置によって「多大なコストと混乱」が生じるという認識を示した。9日撮影(2025年 ロイター/Rebecca Cook)

トランプ大統領は10日、鉄鋼とアルミニウムに対する関税を大幅に引き上げ、一律25%とし、主要供給国のカナダ、メキシコ、ブラジルなどへの適用除外措置と無関税枠を撤回した。 もっと見る

フォード幹部らによると、フォードはアルミと鉄鋼の大半を米国から調達しているため、新たな関税措置からさほど影響は受けない見通し。ただ、関税の影響を受けるサプライヤーのコストを吸収する必要があると見込んでいるほか、メキシコとカナダに対する関税に備え、在庫をどこに構築するか検討しているという。

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