関西の財界トップが集まる『関西財界セミナー』 震災30年で防災やフジテレビ問題の受け止めなど語られる(2025年2月6日)

関西の財界トップが集まる『関西財界セミナー』 震災30年で防災やフジテレビ問題の受け止めなど語られる(2025年2月6日)

関西の財界トップが神戸に。経済の課題などを話し合う「関西財界セミナー」が始まりました。

 阪神淡路大震災から30年ということで、今年の関西財界セミナーは神戸で開催されています。阪神・淡路大震災の被災者への黙とうから始まった「関西財界セミナー」。神戸での開催は20年ぶりで、関西の経営者ら約700人が参加しました。

 テーマは「強靭に、果敢に、羽ばたく関西」で、4月に開幕を控えた大阪・関西万博を経済の飛躍につなげられるかなど、2日間かけて討論されます。

 (関西経済同友会 宮部義幸代表幹事)「自由な討議を通じて持続可能で一人一人の命が輝く未来社会の実現に向けた学びと決意を持ち帰っていただければ」

 6つある分科会のひとつ「防災」。災害時における企業の防災力の向上だけでなく、自治体との連携が不可欠であることなどが議論されました。

 (ロイヤルホテル 蔭山秀一会長)「大阪のホテルも阪神淡路大震災のときには多くの方が避難されたと聞いてます。常に(災害時の)対応どうするのかシミュレーションはするべき」

 (関西エアポート 山谷佳之社長)「安全を提供していかないと将来発展しないという観点・視点を持っていけばいいのかな。日本国中で災害は発生しますから、その教訓を踏まえてレベルアップさせていくことを心がけています」

 一方、広告を控える企業が相次ぐなどしているフジテレビの一連の問題については…

 (関電不動産開発 福本恵美社長)「(Q(CMは)いま一部見合わせ?)そうですね。CMの対応についてもよくみなさんの動きを見ながら我々のコンプライアンスとの兼ね合いを考えながら対応していきたい」

 (堀場製作所 堀場厚会長)「危機管理が大事だと思う。初動最初の行動をどうするか。視聴率とか受けを狙うとかそういうところの価値観が強すぎて本来のメディアとしてのフィロソフィーとか考え方が少し欠けてたと感じる」

 (サントリーホールディングス 鳥井信吾副会長)「第三者委員会によるものがきちんと機能することが最大の焦点。本当に信用できる結論を早く出してくれることが(期待される)」

 危機管理のまずさを指摘する声が聞かれました。

▼MBS NEWS HP
https://www.mbs.jp/news/

▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1

#関西財界セミナー #関西 #財界 #阪神淡路大震災 #危機管理 #広告 #防災 #MBSニュース #毎日放送

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version