米下院監視委員会の民主党議員らは6日、米実業家イーロン・マスク氏が率いる新組織「政府効率化省(DOGE)」による国家安全保障への潜在的な脅威について調査するよう要請した。写真は2024年12月撮影(2025年 ロイター/Benoit Tessier)
[6日 ロイター] – 米下院監視委員会の民主党議員らは6日、米実業家イーロン・マスク氏が率いる新組織「政府効率化省(DOGE)」による国家安全保障への潜在的な脅威について調査するよう要請した。
同議員らは6日付の書簡で、複数の連邦機関の副監察官に対し、DOGEが関与した可能性のある国家安全保障上の違反を調査するよう要請。調査対象機関には、米財務省、人事管理局(OPM)、教育省、米国国際開発庁(USAID)などが含まれる。
同議員らは、認可されていない人物がUSAIDとOPMのシステムや機密データにアクセスしたほか、マスク氏のチームが、数百万人の米国人の個人情報を保管する決済システムにもアクセスしたと主張。
「連邦政府全体でシステムへの不正なアクセスが発生し、全米国民の個人情報のプライバシーと国家安全保障にとって大きな脅威となる可能性があることを深く懸念している」と述べた。
ホワイトハウス当局者は5日、ロイターに対し、マスク氏らは適切なセキュリティー権限を有しており、支払いデータのアクセス権は閲覧に限られており変更する権限はないと説明した。
マスク氏はコメント要請にすぐには応じていない。
トランプ米政権は4日、米国際開発局(USAID)の全ての直接雇用職員を全世界で休職とし、海外で働く数千人の職員を帰国させると発表。これに先立ち、マスク氏はUSAIDが「修復不可能」とし、閉鎖に取り組んでいると発言している。 もっと見る
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