新たな感染症が発生したら…コロナ禍以降初の訓練

コロナ禍以降初めて、感染症の危機を想定した訓練がありました。

柴田理美アナウンサー
「県庁防災センターに集まったのは、県庁と保健所、保健環境科学研究所のメンバーです。新しい感染症が発生した想定で訓練が始まります」

 新型コロナ対応で中断されていた合同訓練が、5年ぶりに再開されました。

 まずは、情報共有会議。今回はコロナ禍の経験を踏まえて、海外で発生し、死者が出た新型のインフルエンザが、県内でも発生したという想定です。

 感染の疑いがある患者から相談を受け、保健所でどのように対応するかを考え、研究所で検査体制を組むなど、ロールプレイングが行われました。

 県は訓練を通じて、初動の対応能力向上と健康危機管理体制の強化を図るということです。

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