「絶対忘れてはいけない」南三陸町の旧防災対策庁舎ライトアップへ まもなく震災14年〈宮城〉 (25/02/03 18:17)
東日本大震災の発生から3月で14年です。町職員など43人が亡くなった、宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎では、夜間に庁舎を照らす照明の設置作業が2月3日、始まりました。
3日は朝から工事の業者が資材の搬入や電気線を引き込むための土の掘り起こしなどを行いました。
東日本大震災で町職員など43人が亡くなった旧防災対策庁舎は、一時、県の所有になりましたが、去年7月から町の所有となりました。
町は夜間にライトアップすることを決め、約390万円をかけて14基のLED照明を設置します。
南三陸町 佐藤仁町長
「震災は南三陸町民にとっては絶対忘れてはいけないことだと思うので、そういう思いで点灯したい」
設置は震災から14年となる3月11日の前までに終える予定で、町は今後、月命日やお盆の期間などに点灯することにしています。
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