土石流の被害を受けた地域では依然として25人の安否が分かっていません。現場では朝から雨が降る中、救出活動が続けられました。

<JNN取材団 岡田拓明記者>「午前7時半過ぎです。雨が降りはじめましたが、重機による捜索活動が急ピッチで進められています」
 土石流発生から5日目の熱海市。救出活動を阻み、二次災害も心配される雨が降りました
<JNN取材団 岡田拓明記者>「現在9時43分です。現場では笛が鳴り響いています。捜索隊が引き上げている様子が確認できます。2次災害の恐れがあったのでしょうか」
 雨で中断を余儀なくされる中、消防・自衛隊・警察など総勢1700人が救出活動にあたります。
<JNN取材団 岡田拓明記者>「自販機の隣には泥で汚れた写真があります。被災者のものでしょうか。泥の中から見つかった写真を水で洗い流しています」
 いまだに安否がわからない人は25人。捜索の最前線の手前では撤去作業を手伝う住民も。泥の中から見つけた写真を手にするこちらの男性は以前、伊豆山地区で郵便配達をしていました。
<柴崎正人さん>「テレビで見た行方不明者の名前、何人か名前を知っている。熱海の郵便局で働いていて、この辺が配達区域だった。だから一軒一軒、家族構成もわかる。だからいてもたってもいられなくて来ちゃった」
<JNN取材団 柳沢聡史記者>「土石流の現場から8kmほど離れたこちらでは犠牲となった人々が眠っています。関係者でしょうか、遺体の身元確認に訪れています」
 これまでに死亡が確認された人はあわせて7人。遺体安置所には家族や友人の安じる多くの人の姿がありました。こちらの男性は、6日に身元が判明した小磯尚子さん(61)の知人です。
<亡くなった小磯尚子さんの知人 山田雅明さん>「最初は名簿に名前はなかったので安心していたが…。今朝、名前が出ていてびっくりした」
 土砂が流れ込んだ住宅では、地域の住民が協力して泥を洗い流していました。
<近所の住民>「近所でみんなでやってきれいになると気持ちいい。日常が戻ってくるとうれしい」
 県が調査した結果によりますと、今回の土石流で流出した家屋の数は44棟。建物はあるものの土砂の被害を受けた家屋が78棟だということです。伊豆山小学校の校庭には7日、雨の量や風などを観測する機器が新たに設置されました。土石流の現場では少しの雨でも再び土砂災害が起きる危険があるからです。
<東京管区気象台 福地純二調査官>「応急・復旧対応で役に立てていただくよう、こちらの観測装置を臨時に設置した」
 県内では8日、雨脚が強まる時間帯がある予想で、難しい救出活動が続きそうです。
#オレンジ6 7月7日放送

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