米国際開発局の閉鎖に着手、マスク氏「修復不能」 効率化の一環

 2月3日 イーロン・マスク氏(写真)は3日、米国際開発局(USAID)の閉鎖に取り組んでいると述べた。写真は1月20日、米ワシントンで代表撮影(2025年 ロイター)

[ワシントン 3日 ロイター] – 米国際開発局(USAID)の首都ワシントン本部が3日全日閉鎖されると、職員らが通知を受けた。政府効率化省(DOGE)の責任者であるイーロン・マスク氏はこれに先立ち、USAIDの閉鎖に取り組んでいると発言。「もう修復不可能だ」とし、閉鎖にはトランプ氏も同意していると述べていた。

ロイターが確認したUSAID職員宛ての電子メールによると、職員の大半は3日にワシントンの本部に出社せず、リモートワークにするよう指示された。メールは「今後、さらなる指示が出される」としている。

関係筋3人によると、トランプ政権は2日、USAIDの警備担当幹部2人を解任した。DOGEの複数の担当者がUSAIDの建物の制限区域に立ち入ろうとした際、阻止を試みたのが原因という。 もっと見る

トランプ大統領はその後記者団に対し、USAIDは「多くの過激な狂気じみた者によって運営されてきた」と主張し、「われわれは彼らを追い出し、その後決断を下す」と語った。

USAIDは世界最大の援助資金供与組織。2023会計年度には、紛争地域における女性の健康から、清潔な水へのアクセス、HIV/AIDS治療、エネルギー安全保障、腐敗防止活動まで、世界中で約720億ドルの援助を拠出した。24年には国連が追跡する人道援助のうちおよそ42%を提供している。

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