2月3日、京セラは半導体部品有機材料事業での減損損失や税金費用などの一次損失計上の影響により、2025年3月期連結業績予想(国際会計基準)を下方修正すると発表した。写真は、イベントに出展された同社ロゴ。2012年5月、東京で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 3日 ロイター] – 京セラ(6971.T), opens new tabは3日、半導体部品有機材料事業での減損損失や税金費用などの一次損失計上の影響により、2025年3月期連結業績予想(国際会計基準)を下方修正すると発表した。営業利益は前期比77.4%減の210億円(従来予想680億円)、純利益は同80.2%減の200億円(同710億円)に引き下げた。50円の年間配当予想は変更しなかった。
IBESがまとめたアナリスト16人の通期連結営業利益の予測平均は764億円だった。
京セラは半導体部品有機材料事業について、増産関連の設備投資の停止や配置転換などの構造改革を実施するとともに、電子部品事業でも生産体制の最適化を図っていく。両事業は今回の業績予想修正により今期は赤字見通しとなったが、来期の黒字化を目指す。
このほか、京セラは現在の自社の株価を巡り「抜本的な対策が不可欠」と判断。昨年10月末に、保有するKDDI(9433.T), opens new tab株について今後5年間で保有株数の3分の1程度を売却すると表明したが、「今後2年間」に早期化する。京セラはKDDIの筆頭株主だが、現状で5000億円規模となる売却を行い、以降も継続して縮減する方針だ。
また、自社株買いの当面の方針として、26年3月期に2000億円程度を実施し、その後、29年3月期までの3年間で2000億円規模の取得計画も明らかにした。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
WACOCA: People, Life, Style.