2025年1月29日に開幕した「Apex Legends」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch / PS4 / Xbox One)の世界大会「Apex Legends グローバルシリーズ」(ALGS)「Year 4 Championship」が,昨日(2月2日)閉幕した。
日本で初開催されたALGSでは,3万3000枚を超えるチケットが販売され,ALGS史上最大の観客動員数を記録した。
激闘を制したのはギリシャの「GoNext」で,ヨーロッパ地域初の優勝となった。ファイナルに進出した日本の「FNATIC」は,チャンピオンを獲得すれば優勝となるマッチポイントに到達したものの,世界10位という最終結果となった。
次期「ALGS Year 5」のプレシーズン予選は,2月22日に開幕し,4回に分けて開催される予定だ。
プレシーズン予選を勝ち抜いたチームと,招待されたプロチームは,新しいオフラインイベント「ALGS オープン」に進出する。ALGSオープンは,合計160チームが参加する,史上最大規模のオフラインイベントで,賞金総額は100万ドル(約1.5億円)を予定している。
また,大会でピックされるレジェンドを多様化するための施策として,BANシステムも導入予定だ。各試合の後,もっとも多くのチームに選ばれたレジェンドは,シリーズ期間中,使用禁止となる。
特定のクラスすべてが使用禁止となった場合は,使用禁止期間の長いレジェンドの制限が解除される仕組みだ。
なお,北米と南米地域は「The Americas」に統合され,ALGS Year 5の地域区分は「The Americas」「EMEA」「APAC North」「APAC South」の4つとなる。
成長を続けるApex Legendsプロシーンで,新イベントやBANシステム,地域統合がどのように作用するのか,今後に注目したい。
WACOCA: People, Life, Style.