
1月30日、フランス国立統計経済研究所(INSEE)が発表した2024年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比で0.1%のマイナス成長となった。写真は2024年8月、パリで撮影(2025年 ロイター/Christian Hartmann)
[30日 ロイター] – フランス国立統計経済研究所(INSEE)が30日に発表した2024年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比で0.1%のマイナス成長となった。個人消費は底堅く推移したが、パリ五輪の経済への押し上げ効果が薄れたことが響いた。
第3・四半期は0.4%増で、改定はなかった。五輪は家庭用サービス、チケット、放送権の販売により、第3・四半期の成長を支えた。
内需は第・4四半期GDPにプラスに寄与。五輪後の個人消費の冷え込みがごく小幅なものにとどまる一方、新規制の導入に先立って自動車販売が急増した。
ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、ファビアン・ボッシー氏はリサーチノートの中で「過去3年間は公共支出と外需が成長をけん引してきたが、民間の内需がようやく活気を取り戻しつつある」と述べた。
伝統的にフランスの成長の原動力である家計支出は、第4・四半期は0.4%増。第3・四半期は0.6%増加していた。これまで減少していた企業投資は横ばいだった。
対外貿易は、輸出が減少する一方で輸入が回復したため、引き続き経済の足かせとなった。企業在庫の減少も成長率を押し下げた。
ロイターがまとめたエコノミスト30人の第4・四半期GDP予想は平均で変わらず。予想レンジはマイナス0.2%─プラス0.3%。
INSEEによると、GDPは24年、平均で1.1%増加した。23年も1.1%増、22年は2.6%増だった。
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