NATO事務総長、国防費のGDP比2%目標引き上げ要請

北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は27日、加盟国に対し、国防費の目標を国内総生産(GDP)比2%から引き上げるよう求めた。同日撮影(2025年 ロイター/Rodrigo Antunes)

[リスボン 27日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は27日、加盟国に対し、国内総生産(GDP)に占める国防費の割合の目標を従来の2%から引き上げるよう求めた。

ルッテ氏はポルトガルのモンテネグロ首相とともにリスボンで演説。「10年前に設定されたGDP比2%の目標では、将来的な課題に対処するには不十分なことは分かっている」と指摘した。

ロシアによる新たな脅威を背景に、現在の国防費GDP比2%は低すぎるとみられている。

また、モンテネグロ首相はポルトガルは2029年までに2%の目標を達成すると改めて表明した。23年、ポルトガルの国防費のGDP比は1.5%と未達だった。

トランプ米大統領はNATO加盟国に防衛費をGDP比5%に引き上げるよう圧力を強めている。今夏ハーグで開催される首脳会議では、この2%目標を引き上げるかどうかを議論する予定。現在、この目標を達成しているNATO加盟国はない。

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