
1月27日、前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比232円22銭安の3万9699円76銭と、続落した。写真は株価ボードの下を歩く男性。都内で2022年6月撮影(2025 ロイター/Issei Kato)
[東京 27日 ロイター] – 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比232円22銭安の3万9699円76銭と、続落した。前週末の日銀会合を無難に通過した安心感で朝方は買いが優勢だったが、ハイテク関連株の下げが大きく次第にマイナス圏での推移となった。足元で相場をけん引してきた半導体関連などに利益確定売りが出て、指数の重しとなった。
日経平均は前営業日比195円高としっかりでスタートした後、上げ幅を広げ、323円高の4万0255円68銭まで上昇した。ただ、上昇の勢いは続かず、徐々に上げ幅を縮小。指数寄与度の大きいハイテク銘柄の一角が軒並み軟調で指数を押し下げ、前場後半に3万9679円92銭まで下落した。米株先物が軟調に推移していたことも日本株の重しとなったとの見方も聞かれた。
一方、プライム市場では8割超の銘柄が上昇し、「相場全体が弱い地合いというわけではなそうだ」(国内証券・ストラテジスト)との声もあった。
東海東京インテリジェンス・ラボのシニアアナリスト、澤田遼太郎氏は「ハイテク関連株の下落は悪材料が出たというわけではなく、前週に大きく上昇した分の反動だろう」と指摘。ハイテク株の下げが一時的なものにとどまるかが注目される。一方、目先の日本株については横ばい圏が続くと見込む。「企業業績が円安で上振れたとしても既に織り込み済みで買い圧力が強まる可能性が低い上、賃上げ期待も昨年ほど高くないとみられ、海外勢の買いが入るかは不透明な状況」といい、日経平均は3万9000円を中心とした推移が続くとみている。
TOPIXは0.5%高の2764.66ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆3387億1800万円だった。東証33業種では、非鉄金属、電気機器以外の31業種が値上がり。ゴム製品、陸運、銀行などの上昇が目立った。
個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクグループ(9984.T), opens new tabが6%超安と大幅下落。アドバンテスト(6857.T), opens new tabは8%超安で、プライム市場の値下がり率第3位。フジクラ(5803.T), opens new tabは7%超安だった。京王電鉄(9008.T), opens new tabは4%超高で堅調。一部証券会社が新規カバレッジしたことが手掛かりとなった。主力のトヨタ自動車(7203.T), opens new tabは1%超高。ファーストリテイリング(9983.T), opens new tabは小幅高だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり1341銘柄(81%)に対し、値下がりが261銘柄(15%)、変わらずが39銘柄(2%)だった。
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