24日の通常国会の召集を前に、自民党の小野寺政務調査会長と公明党の岡本政務調査会長、それに日本維新の会の青柳政務調査会長が22日午前、国会内で会談しました。
冒頭、小野寺氏は「日本維新の会からは、教育政策の協議で、教育無償化の財源を提案してもらっている。政策を具体的に実現していく責任を共有していただいており今後さらに深い議論を進めたい」と述べました。
また、青柳氏は「教育無償化について3党の担当者で議論を進めているが、党として、社会保険料を下げる改革を打ち出しており、議論させてもらいたい」と述べ、教育政策に加え、社会保険料の軽減についても3党で協議することを提案しました。
これを受けて、3党は、来週改めて政務調査会長が会談し、調整することになりました。
一方、維新の会は、高校の授業料無償化について、ことし4月から実施するよう重ねて求めました。
自民・公明両党は、21日は立憲民主党と政策責任者が会談したほか、22日午後には国民民主党とも会談する予定で、少数与党となる中、新年度予算案や政府が提出する予定の法案への野党側の理解を求めたい考えです。
WACOCA: People, Life, Style.