[ワシントン 17日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した2024年12月の製造業生産指数は前月比0.6%上昇し、市場予想の0.2%上昇を上回った。航空機大手ボーイング(BA.N), opens new tabのストライキ終結が追い風になったとみられる。

11月分は当初の0.2%上昇から0.4%上昇に上方改定された。12月の前年比は変わらずだった。製造業部門は米経済の約10.3%を占める。

鉱工業全体の生産指数は前月比0.9%上昇し、予想の0.3%上昇を上回った。前年比も0.5%上昇した。

鉱工業部門の設備稼働率は77.6%上昇と、11月の77.0%から上昇。1972─2023年の平均を2.1%ポイント下回る水準にある。

項目別では、航空宇宙機器・輸送機器の生産指数が6.3%上昇。一方、自動車・部品は0.6%低下した。

耐久財は0.4%上昇、非耐久財も0.7%上昇した。

鉱業は1.8%上昇し、前月の0.5%低下からプラスに転じた。

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