国内での感染確認から5年 新型コロナ・インフルエンザ同時感染にも注意
国内で初めて新型コロナの感染者が確認されてから、15日で5年です。専門家は、インフルエンザとの同時感染にも注意が必要だと話します。
熊本県によると、12月からインフルエンザの感染者の数が急増し、報告数が7000人を超えた週もありました。
先月30日から今月5日までの1週間で、インフルエンザが3782人、新型コロナが229人の感染が確認されています。
新型コロナは、5類に移行したとはいえ、現場の医師は、ただの風邪だとは考えていません。
医師
「軽症ですんだという人が後遺症が残る。耳鼻科って、嗅覚低下とか味覚低下で来る方が多いんですが『なんかだるい』『やる気がない』『倦怠感が強い』という方がいる」
この時期、特に注意しなければならないのが、インフルエンザと新型コロナの同時感染です。
先月末に発熱し、医療機関を受診した熊本市の小学生は、インフルエンザと新型コロナに同時感染しました。
母親
「はじめは38.5℃くらいだったんですけど、短時間で41℃くらいまで上がって、それから、なかなかひかなかった」
感染症対策の専門家は、同時感染は、重症化などのリスクが高まると話します。
熊本大学・坂上拓郎教授
「文献レベルの報告になりますけど、同時感染者は、単独の感染者に比べて、人工呼吸器をつけなければならないような重症な呼吸不全になるリスクは4.1倍。亡くなるリスクは2.4倍。海外からの報告で出ている」
さらに、年間を通して、感染者が出続けるのも新型コロナの特徴です。
熊本大学・坂上拓郎教授
「インフルエンザの場合は、ある程度季節が偏って、日本では冬の季節に大きく流行する。新型コロナの場合には、なかなかそういったものがなくて、山はあるんですけども、比較的、不定期に流行る」
冬休みが明けて学校が始まるなど、人の動きが活発になったことから、インフルエンザ、新型コロナともに、感染者の数が再び増える可能性もあるとし、ワクチン接種も含めた基本的な感染対策が重要だと話します。
熊本大学・坂上拓郎教授
「基本的に感染の予防の仕方は、どちらの感染症に関しても、ほぼ一緒。実直に感染の予防をやっていくということが重要だと思っています」
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