【阪神・淡路大震災30年】電気と道路復旧の戦いと進化を追う

阪神・淡路大震災では、神戸市内で260万世帯が停電し、高速道路が倒壊するなど、街は壊滅的な被害を受けました。しかし、その後の復旧は驚異的な速さでした。関西電力の作業員たちは、困難な状況の中でも現場に駆けつけ、昼夜問わず復旧作業を続けました。その結果、わずか7日間で電気が復旧。現場で働く人々の使命感が街を再び明るくしました。

倒壊した阪神高速道路も、11日間でがれきを撤去し、全国からの支援で1年8か月余りで全線が復旧しました。震災後は、地震に強い構造を導入する取り組みが進められました。たとえば港大橋では、揺れを吸収する新技術が採用され、現在の橋の建設プロジェクトにも活用されています。

電力インフラでも進化が続いており、津波に備えた鉄塔の移設などが進行中です。災害に備える訓練や技術向上を日々重ね、インフラを守る挑戦は続いています。

「当たり前のくらしを守る」ための努力には終わりがありません。
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6 Comments

  1. 1995年当時と違って、コストダウンのために現場のアウトソースがかなり進んだと思う。インフラ企業でもそうでは無いだろうか?
     社員自らが保守していた時は、「これは俺のインフラだ。何があっても俺が守る」というような誇りや使命感を持って仕事をしていたと思う。しかし受託を受けて保守するだけの、簡単に切り捨てられる関係になったならばどうだろうか? 自分も大変な目に遭っている中で、金が貰えるからと復旧業務を受けるだろうか?
     震災から30年、若手が配属されなくなり高齢社員の退職を待つばかりという現場組織も多いのでは無いだろうか?