米上院で14日、トランプ次期大統領の閣僚人事の指名承認手続きが始まり、国防長官に指名されたピート・ヘグゼス氏(44)(写真)が公聴会に臨んだ。同日撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[ワシントン 14日 ロイター] – 米上院で14日、トランプ次期大統領の閣僚人事の指名承認手続きが始まり、国防長官に指名されたピート・ヘグゼス氏(44)が公聴会に臨んだ。
元FOXニュース司会者で退役軍人のヘグゼス氏を巡っては、性的暴行疑惑のほか、業務中の飲酒などの不品行疑惑が取り沙汰されている。また、政府関連の要職経験はなく、女性が戦闘任務に就くことを強く反対するなど、物議を醸している。
上院軍事委員会の有力メンバーであるリード議員(民主党)はヘグゼス氏に対し、国防省を率いるのに十分な「人格や落ち着きがあるとは思えない」と批判した。
一方、同委を率いるウィッカー議員(共和党)は「今回の指名は型破り」としつつも、ヘグゼス氏が「自身の行動を巡り不十分な点があったことを認めている」とし、支持を表明した。
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