[シンガポール 13日 ロイター] – 13日アジア時間の原油先物は3営業日続伸。北海ブレント先物は1バレル=81ドルを超え、4カ月超ぶりの高値を付けた。米国の制裁強化により、ロシアから中国やインドへの原油輸出が打撃を受けるとみられている。
0503GMT(日本時間午後2時03分)時点で、北海ブレント先物は1.47ドル(1.84%)高の81.23ドル。一時は81.49ドルまで上昇し、昨年8月27日以来の高値を付けた。
米WTI先物は1.55ドル(2.02%)高の78.12ドル。一時10月8日以来の高値となる78.39ドルを付けた。
バイデン米政権は10日、ロシアの石油・天然ガス収入を標的とする大規模な制裁を発動した。対象にはロシア石油大手ガスプロムネフチ(SIBN.MM), opens new tabやスルグトネフテガスのほか、ロシア産石油を輸送した船舶183隻が含まれる。 もっと見る
市場関係者は追加制裁によってロシアの石油輸出が大きな打撃を受け、主要な輸入国である中国とインドが中東やアフリカ、米州からの調達を増やすことになると指摘した。
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