震災30年　復興祈念コンサート　「しあわせ運べるように」合唱 (2025/01/12 17:38)

阪神・淡路大震災から30年になるのを前に、神戸市では復興を願ってコンサートや講演会が行われました。

このイベントは、震災の記憶と教訓を次の世代に受け継ごうと毎年開かれていて、今回で15回目です。

講演会では、お茶の販売店を営み震災による火災で店と住まいを失った伊東正和さん（76）が経験を伝えました。

【伊東正和さん】
「人を助けるのは人しかいない。皆さんの小さな手を差し伸べることが、自分たちは忘れられていないんだなと背中を押してくれる」

また、犠牲者への祈りと復興への願いを込めた歌「しあわせ運べるように」が参加者全員で歌われました。