LA大規模火災が拡大 10人死亡、1万棟が焼失 経済的損失は20兆円超【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年1月11日)
ロサンゼルスの大規模火災は、飛び火で新たに火災が発生するなど拡大を続け、経済的な損失は20兆円を超えるとみられています。
■10人が死亡 約1万棟が焼失
真っ赤に燃え上がる炎。山は一面、火の海となっていました。
アメリカ・ロサンゼルスで発生している大規模火災。消火活動が行われていますが、火の勢いは衰えず、現在も燃え続けています。
被害が最も大きいパリセーズ3日目ですが、まだくすぶっているのがよく分かります。奥の高い建物はまさに今、火が強くなっていて崩れ落ちないように消防隊員が消火活動を行っています。
地元当局によりますと、これまでに少なくとも10人が死亡し、およそ1万棟の建物が焼失。経済的な損失は20兆円を超えるとの試算も出ています。
自宅を失った女性
「私は仕事中に家が焼け落ちるのをニュース番組で見ました。すてきな家だったんですよ。いい思い出がたくさんあります」
■台風並み強風で拡大
最初に火災が発生したのは7日、セレブも多く住む高級住宅街パシフィック・パリセーズ付近の山でした。空気が乾燥していたことに加え、台風並みの強風により、火は一気に拡大。高級住宅街をのみ込みました。
その後も、風にあおられて飛び火し、ロサンゼルス近郊でも火災が起きました。ハリウッドヒルズ周辺の火災は鎮圧されましたが、ケネス地区で新たに山火事が発生。10日もロサンゼルス近郊の5カ所で延焼が続いています。
住民
「みんな、すべてを失ったはずです。まさに壊滅状態で、地震でもこれほどの被害が出たことはないと思います」
アメリカでは近年、ハリケーンや山火事などの自然災害が多発。保険会社は、災害リスクの大きな地域で住宅保険の提供をやめる動きを見せていて、現地メディアによると、今回の山火事で被災した住宅の多くは保険に加入していないとみられます。
■トランプ氏が政権批判「無駄遣いで緊急資金が枯渇」
バイデン大統領
「カリフォルニア州の歴史上、最も広範囲に及ぶ最悪の火災だ」
ロサンゼルスからホワイトハウスに戻り、対策会議を開いたバイデン大統領。政府が所有する30機以上の消火ヘリや航空機、400人の消防士を派遣することを表明しました。
一方、今回の大規模火災について、バイデン大統領とカリフォルニア州知事を痛烈に批判しているのがトランプ次期大統領です。
トランプ氏のSNS
「火災は3日間にわたって急速に広がっており、鎮火率ゼロです。州知事と市長のひどい無能さ。バイデン政権の災害対応の資金が枯渇していて、すべては温暖化対策で予算を無駄遣いされてしまった。ロサンゼルスは完全な壊滅状態です」
バイデン大統領は10日、「安否不明者が多数いる」と述べ、死者が増える可能性が高いとしました。
カリフォルニアでは週末にかけて再び風が強くなる予報で、予断を許さない状況が続きます。
(「グッド!モーニング」2025年1月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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