ホンダは7日、米ラスベガスで開催中のテクノロジー見本市「CES2025」で、最新の電気自動車(EV)「 0(ゼロ)シリーズ」のプロトタイプ2車種を世界初公開した。独自の基本ソフト(OS)を搭載したセダンとスポーツタイプ多目的車(SUV)で、オハイオ州の工場で生産し、2026年初頭の市場投入を計画している。

  両モデルには、高度運転支援機能などを制御する独自のビークルOS「ASIMO(アシモ)」が搭載される。

  同社は2030年までに世界で30種の新型EV導入を計画している。今年はオハイオ州メアリズビルで同社初の米国製EVの生産を開始。韓国LGエナジーソリューションとの合弁で製造するバッテリーが使用される。  

  ホンダはこの日、次世代EV向けの高性能半導体開発でルネサスエレクトロニクスと提携することも発表した。

原題:Honda Unveils First US-Made EVs, Plans for High-Performance Chip(抜粋)

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