ベトナムの首都ハノイはここ数週間、濃いスモッグに覆われており、世界の大気汚染都市リストでトップとなった。3日撮影(2025年 ロイター/Thinh Nguyen)
[ハノイ 3日 ロイター] – ベトナムの首都ハノイはここ数週間、濃いスモッグに覆われており、世界の大気汚染都市リストでトップとなった。政府は対策として電気自動車(EV)普及を推進するとしている。
携帯電話アプリを通じて世界の大気汚染情報を提供するエアビジュアルによると、3日午前にハノイで記録されたpm2.5濃度は1立方メートル当たり266マイクログラムと、最も汚染された都市リストの中でも最高となった。
国営メディアによると、チャン・ホン・ハー副首相は2日に行った運輸省との会議で、汚染軽減策の一環としてEV移行を加速するよう求めた。
政府は2030年までにバスの少なくとも50%とタクシーの100%のEV移行を目標としている。
国営紙ティエンフォンによると、チャン・ホン・ハー氏は「これは国民に対する国家の責任であり、具体的かつ時宜を得た行動が必要」と述べた。
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