静岡県熱海市では3日、降り続いた雨により大規模な土石流が発生しました。
今年3月に糸魚川市で発生した地滑りは、広い範囲にわたって斜面が徐々に滑り落ちていく現象ですが、土石流は…
【県 土木部砂防課 平出貞男 課長補佐】
「車で走る(スピード)。人間が走って逃げられないようなスピード」
“山津波”とも言われる土石流の速さは、時速20キロ~40キロと言われています。
同時に脅威となるのは、その破壊力です。
【県 土木部砂防課 平出貞男 課長補佐】
「土石流の場合は先端に大きな石、その後に流木を巻き込んで流れてきて、建物を壊すほどの破壊力がある。下流に逃げても追いつかれてしまうことがあるので、逃げるなら下流ではなく、横の方向に逃げることが大事」
県内では、この土石流の警戒地点が5357か所あると言います。
そのうちの一つを地図で確認すると…
【県 土木部砂防課 平出貞男 課長補佐】
「黄色については(土砂が)広がると想定されている範囲。おおむねこれくらいまで土砂が到達するかなというエリア。赤の場所は建物が壊れるほどの破壊力があるエリア」
自分の住んでいる地域が警戒地域に該当するのか、県のHPや防災アプリ、市町村が出しているハザードマップで事前に確認しておくことが重要です。
また、県は市町村の発表する『警戒レベル』にも注意してほしいと呼びかけます。
【県 土木部砂防課 平出貞男 課長補佐】
「黒の場合はすでに災害が発生している場合があるので、紫の状態で全員すぐに避難してすることが大事」
このほかにも、土石流の予兆を知っておくことも大切です。
《土石流の予兆》
▼晴れているのに、濁り水が流れてくる
▼雨が降ってるのに、急に川の水位が下がる
▼石や流木が流れるので、石がぶつかる音や立木が倒れる音がする
こうした現象は避難のサインと言えます。

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